小学生を対象としたプログラミング検定に強いキッズプログラミングスクールを紹介。ジュニアプログラミング検定、日商プログラミング検定、キッズプログラミング検定の概要についても説明します。
ジュニアプログラミング検定とは、株式会社サーティファイが運営する試験で、ビジュアルプログラミング言語「Scratch」を使ってプログラミングスキルを測る検定のこと。私立中学校をはじめとして、受験にプログラミング試験を導入している学校も多く、ジュニアプログラミング検定合格者に対して優遇措置を行っているところもあります。
検定にはEntry(4級)、Bronze(3級)、Silver(2級)、Gold(1級)の4級種があり、Scratchを使って物語やゲームなどのコンテンツを実際に作るスキルを問われる検定試験です。
スタープログラミングスクールは、2020年のジュニアプログラミング検定合格率が89.7%(※)と、公表しているスクールではトップのため、検定に準拠した教材、カリキュラムにより検定対策授業を可能としています。楽しみながら自分のアイデアを表現できるスキルを身に付けることが可能です。
スタープログラミングスクールを運営している会社は、パソコン教室をメイン事業としており、全国に約100教室(2021年4月現在) を展開。小学生でも楽しく学べるアルファベットによる本格的なタイピングやITリテラシー、情報モラル、マナーなどのスキルをトータルで身に付けることが可能であるため、各種検定にも強くなります。
日商プログラミング検定とは、日本商工会議所が主催するIT人材の育成を目的としてプログラミングスキルに特化した試験により、さまざまなレベルの人を対象に基本的なプログラミングに関する知識やスキルを測るものです。
Entry、Basic、Standard、Expertの4つのレベルがあり、上位2つのレベルでは、知識に関する問題だけでなく、設定された課題をプログラミングしてその結果を自動判定する実技試験も課されます。また、上位レベルの検定では、C言語やJava、VBAやPythonについて理解しておくことが必要です。
日商プログラミング検定は、主に社会人のプログラミングスキルを証明する資格試験としての意味合いが強いものであるため、小中学生を対象としたプログラミングスクールで検定対策の授業が行われることはほとんどありません。
ただ、EntryはScratchによる簡単なプログラミングスキルを問うものであるため、Scratchに対応しているスクールなら検定に合格することも可能です。
キッズプログラミング検定は、株式会社サイバーエージェントが小学生のみを対象として2019年から実施されているプログラミングに関する試験です。
プログラミングの知識や技術力の習熟度を測り認定することで、学習意欲向上に資するものであり、10級~1級までの10段階により70%以上正解すれば合格となります。
ScratchだけでなくQUREOを選択して受検することも可能ですが、現時点では2020年以降の検定実施が未定の状況にあります。
QUREOプログラミング教室では、キッズプログラミング検定に対応できるビジュアルプログラミング言語「QUREO」を使用しているため、合格するには、QUREOプログラミング教室を選ぶのが早道。マウス操作をメインとしたブロックや画像により、プログラムの内容を視覚的に把握できることで理解しやすいことが特徴です。
QUREOプログラミング教室では、プログラミングの基礎となる30の概念について、420回のレッスンを通して網羅的に学べるような体系的なカリキュラムを構成しています。そのため、順番にレッスンをこなしていくだけで、体系的にプログラミングの知識を身に付けることが可能。魅力的なキャラクターやストーリーのおもしろさなどにより、ゲームをクリアする感覚で楽しく継続した学習ができることも魅力です。