社会人として求められることが多いディスカッション・プレゼン力を鍛えることができるおすすめのキッズプログラミングスクールを紹介。それぞれのキッズプログラミングスクールで開催されている発表会についてもまとめています。
大学入試や就活の面接では、マンツーマンではなくグループディスカッションの形式を取り入れているところが少なくありません。
自分なりの意見を持ち、役割を自覚して討論したり、自分の考えをわかりやすく伝えたりする力は社会でも重要視されているもの。子どもの頃から意識してトレーニングすれば、苦手意識がなくなり人前で堂々と自分の考えを述べるスキルを高めることができます。
キッズプログラミング教室では、既習の知識や技術を応用して作品を制作し、制作過程や工夫した点を仲間と共有することがあります。
その際、授業の簡単な振り返りを行うスクールは多くても、ディスカッション・プレゼン力の育成につながる定期的な発表会を設定しているところは意外に少ないのが現状です。
ここでは、定期的に発表会などを開催しているキッズプログラミングスクールをまとめています。
引用元:スタープログラミングスクール https://www.star-programming-school.com/
スタープログラミングスクールでは、自分の想いや考えを伝える力の育成を重視しています。
そのため、毎回の授業終わりの発表だけでなく、月1回程度保護者を招いて行う、プチ発表会、年に1回東京大学のホールを会場とした大きな舞台での発表を実施。多彩な発表の場を設けることで、プレゼン力の向上が期待できます。
スタープログラミングスクールでは、講師がすぐに答えを教えるのではなくクラスメイトと教え合ったり、意見交換したりすることで自ら考えるプロセスを大切にしています。
また、チーム協働による作品制作のプロセスにおいて、自分とは異なる考え方や方法を受け入れながら自らの意見を主張する場を設定。他者を肯定、意見の対立の中でディスカッション力を向上させることができます。
引用元:Tech Kids School https://techkidsschool.jp/
Tech Kids Schoolでは、プログラミングスキルを身に付けるコースのほかに、プレゼンテーション講座を開設しています。この講座は、ビジネスでも使用されることが多いPowerPointやKeynoteを駆使して、人前で堂々と自分の作品を魅力的に伝える力を育成することが目的です。
半年に1回程度、他の生徒や保護者の前でプレゼンする場を設けており、経験を重ねながらスキルアップを図ることができます。
授業最後の過程として、完成した作品をメンターや仲間に見せたり、遊んでもらったりしてフィードバックをもらいます。
どんな改善点があるのか、自分なりに工夫した点、苦労した点はどこなのかなどについて意見を交流することにより、ディスカッション力を高めることが可能。他者の意見や自分の気づきを次の開発に活かすことができます。
プレゼンや展示ブース、ポスター制作などを通して作品を発表する機会として、IT×ものづくり発表会「ワンダーメイクフェス」を開催しています。観客がフィードバックに参加してくれるため、新たな気づきや次への意欲につなげることが可能です。
1年に1回程度の割合で「F@IT Creation」を開催しています。ビジネスマンが研修する施設を会場に、教室に通う生徒を対象として、それぞれのコースで制作したゲームやロボット、プログラミングなどの作品を発表。プレゼンも必要となるため、人前で伝える力の育成につながります。
年に1回、教室最大のイベントとして「ヒューマンアカデミー ロボット教室全国大会」を開催。制作した作品について言葉を使って発表する機会を設けており、プレゼン力の向上が期待できます。また、審査員からのフィードバックや人気投票もあり、達成感や充実感を得ることも可能です。
全24回のカリキュラムを通して制作したオリジナルロボット。設計、組立、プログラミングも全て自分の力で行った想いの詰まった作品を人前で発表する機会を設けています。苦労した点や工夫した点などを整理してわかりやすく伝えることで表現力、プレゼン力の向上が期待できます。
1年に1回、「子どもみらいグランプリ」を実施しています。与えられたテーマに沿って制作した作品をプレゼンテーションするほか、フォーラムに参加してパネリストとディスカッションする機会も。表現力、プレゼン力、ディスカッション力とともにコミュニケーション力の向上が期待できます。
操作・作成・改造・発表を1つのサイクルとして学習しており、最後のプロセスの発表では、クラスメイトにプログラムをどのように改造したかをメインに発表を行っています。学んだことを応用して使える力に変換するための表現力、プレゼン力を養うための大切なステップです。